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退院の日

待ちに待った退院の日がやってきました。
スタッフ一同、ご家族の健康と幸せを願い、おみおくりをさせていただきます。

オリジナルプレゼント


退院後の生活

●お母さんについて

【子宮の収縮】
産後は、妊娠中に大きくなった子宮がどんどん収縮していきます。そのため分娩後3日目くらいは下腹痛を感じます。一週間以上たつと、子宮はおなかの上から觸れてもわからなくなり、4~6週間でもとの大きさに戻ります。
赤ちゃんに乳首を吸われると、その刺激で子宮の収縮も進みます。

【悪 露】
産後しばらくの間は、子宮の内側や膣の傷口などから、粘膜・血液・分泌物が排泄されます。これを悪露といいます。はじめのうちは血性ですが、次第に褐色になり量も少なくなります。
悪露が続いている間は、細菌が体の中に入る危険性があります。外陰部も、産後7~10日くらいは傷がついていることが多いです。排尿・排便のたびに、ウォシュレットを使用したり、清浄綿で外陰部の消毒を行いきれいなパットをあてていつも清潔に保ちましょう。

【体力の回復】

退院後一週間(産後2週間目)は入院中と同じような生活をして下さい。産後3週間目の終わりには軽い家事から徐々に普通の生活に戻れます。4週間目に入れば、疲れない程度の外出は出来ます。一ヶ月検診で許可があれば、入浴も出来るようになります。

【おっぱい】
まず、食事を1日3回とるように心がけてください。
次のような症状があるときは、早めに受診して下さい。母乳や乳房トラブルに関する相談もお受けしています。

●乳房にしこりがある。乳房が、赤い、痛みがある、熱をもっている。 →しこり・赤いところ・痛いところをまず冷やしてください。授乳は続けてもらい、状態が改善しないときは受診してください。

●乳首に白斑がある。 →授乳を続けながら、早めに受診してください。

【異常症状】
次のような症状がある場合は、検診に関係なく、受診してください。

● 赤い悪露がだらだらと続いて量が多い。
● 悪露が腐ったようなにおいがする。
● 膀胱炎症状(排尿時疼痛・微熱・残尿感)がある。
● 38度以上の発熱。
● めまい・動悸・息切れがある。
● むくみがひどくなってきた。

【心の変化】

産後は、ときに何と言うこともないささいなことでも不安になったり、ゆううつな気分になったり、涙もろくなったりすることがあります。妊娠から出産へとホルモンの急激な変化が起こるためで、生後3~4日・2~3週頃・数ヶ月頃といくつかのピークがあります。
一生懸命やっているのに、思うとおりにいかないからと言って、悩む必要はありません。このようなときには、十分な休息をとり、何でも完璧にと思わないこと、また、自分の気持ちをおさえないで出来るだけ夫や友人知人などに悩みを聞いてもらうなど、はけ口を作ることが大切です。日にちがたてば、だんだん育児にも自信が出てきます。

●赤ちゃんについて

【環 境】

室温は26度~28度・湿度は50~60%が望ましいです。赤ちゃんの体温が、36.5~37.0度になるように調節しましょう。
暖房で、ガスや石油ストーブを使用するときは換気に注意しましょう。電気アンカや湯たんぽはタオルにくるみ、直接赤ちゃんに觸れない位置に置きましょう。
冷房は外気温との差が5度以上にならないようにしましょう。扇風機は直接赤ちゃんに当てずに天井や壁にあてたり、首を振らせたり空気が循環するようにして使いましょう。

【衣 類】
通気性と保温効果があり、皮膚を刺激せず、選択しやすいものを選びましょう。夏は大人より一枚少なく、冬は大人より一枚厚くしましょう。
赤ちゃんの自然な運動を妨げない格好にしましょう。

【感染予防】

赤ちゃんに觸れるときは、手を洗う習慣をつけましょう。
風邪や病気の人は近づけないようにしましょう。

【こんなときは受診しましょう】
次のような症状がある場合は、受診してください。

● 体温が、37.5度以上のとき
● 退院時より黄疸が強くなったとき。
● ぐったりして元気がないとき。
● 黒い便・白い便・血液が混ざっている便が出たとき。
● 噴水状に吐くとき。
● おむつかぶれ・湿疹のひどいとき。
● おへそがじくじくしているとき。

●上のお子さんについて

【兄弟は・・・】

お母さんの変化に敏感に気がついたり、赤ちゃんの存在が気になったりで上のお子さんは、甘えん坊になったり、わがままになったりすることがあります。
お母さんが今まで以上に上のお子さんにも気をかけるようにすると同時に、お父さんの力もかりて赤ちゃんのことを話したり、お世話をいっしょにしたりしていきましょう。お母さんが上のお子さんを、一日に一回だっこしてあげたりするのも良いでしょう。

●産後の家族計画について

【産後の家族計画】
まず、次の妊娠をいつ頃、どうするかについて夫婦で話し合いましょう。妊娠を望まない期間については、きちんと避妊しましょう。
排卵があってから2週間くらいで月経になるのですから、産後一度も月経がこないうちに妊娠するということもあるのです。母乳を飲ませているから妊娠しないだろうとか、月経がきてから避妊を考えようというのではなく、避妊したい場合ははじめから、避妊の用意をしましょう。
産後は、一ヶ月検診で医師の許可があれば、夫婦生活をはじめても良いです。避妊法にはいろいろなものがありますが、産後の避妊は、コンドームの使用が望ましいです。リングの使用を希望される場合は、月経開始後がよいので、医師に相談してください。

●出生届・出産連絡表・検診・その他

【出生届・その他の書類について】

出生届は、退院時に受付でお渡しします。生後二週間以内に、出生証明書、母子健康手帳、印鑑をもって、出生地の役所・現住所の役所・本籍地の役所のいずれか一カ所に届け出ましょう。
分娩・育児手当金などの書類は、早めに受付に提出してください。

【出生連絡表について】

母子健康手帳についている出生連絡表は、出生後なるべく早く帰省先の保健所に提出しましょう。一ヶ月以内に保健婦または助産婦が伺います。

【検診について】

お産後の検診は、2週間検診と一ヶ月検診があります。毎週水曜日の14:00からになっています。2週間検診時は赤ちゃんのみの検診になります。お母さんも診察を受けたい場合は、受付されるときにお伝えください。

※検診日の都合が悪い場合は、早めのご連絡をお願いします。

小児科担当医

川野好文先生写真

●かわの小児科院長 川野好文先生
2週間および1ヶ月検診は、小児科専門医における診察を致しております。

■かわの小児科
住所:隼人町姫城1丁目119
電話:0995-42-8866